DISCONT(ディスコント)不連続統一体と私たち


■ディスコント(不連続統一体)とは?

早稲田大学芸術学校の全身である早稲田大学専門学校初代校長でいらした吉阪隆正先生が1958年に提唱された理論。正式には"Discontinuous Continuity"。個々人の小さな力の一つ一つの独立を保ちながら(不連続体)、一定の結びつきをなすことにより有機的なつながり、全体としての統一のある集まりを目指し、大きな力に結び付けようと言う意味であり、不連続体統一、とも言う。例えば細胞が一定の結合方式を取ることによって一定の有機体を構成すること、あるいは天体の運行に見られる一見不連続であるが関係しながら作り出している動的な秩序のことである


■私達とディスコント

2002年10月、吉阪隆正+U研究室設計の八王子の大学セミナー・ハウスにおいてスケッチゼミが開かれ、これに参加した早稲田大学芸術学校1年生14人で芸術学校展に作品を出展することとなり、「ディスコント」を名乗る事とした。
私達は、興味の対象や考え方、仕事などの環境も違う個人の集まりだがそれぞれの考え方を保ちながら、一定の結びつきを見つけてさらに拡げた考え方にしてゆけるような仲間にしてゆこうと思っている。


■2004年は吉阪隆正年

1917年東京に生まれ、父の仕事の関係でスイスのジュネーブと東京を行き来した幼年時代、早稲田大学を卒業し早稲田の助教授となったあと、パリで日本人3人目としてル・コルビュジェのアトリエに勤務したあと、一貫して早稲田の建築教育に携わる。1978年早稲田大学専門学校が開校すると初代校長として夜学教育にも尽力なされ、1980年病気に倒れ、他界されるまで専門学校の教育に尽くされた。
来年2004年は吉阪先生が亡くなられて25回忌の、またご存命であれば88歳(米寿)の年である。私達はもう一度原点に返って吉阪先生の教えを思い起こしてゆこうと思う。

 

 


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